2019.12.12
パゲ2
3人の会話
”ちょっと見てもらいたいものがありまして、、”
「なに?」
”これ↓です”
「 ?? なにこれ?」
”さて、なんでしょう?”
「大根おろし、、」
”えっ?”
「、、さっぱり、みぞれ煮。鯖ね」
”ふへっ?”
「わからない。”さっぱり”ってこと」
”あー、なるほど”
「魚をとる仕掛けのような、、ところてん突きのような、、わからない」
”どうします?答え、伝えます?”
「うん」
”わかりました。答えは、ぷかぷか浮かぶ❝モヤの絵❞です。わたしの頭の中、、上部前方”
「モヤの絵、なるほぉどー。いや、いや、こっちの頭が、ますますモヤ。結局なんの絵?」
”えっ?、なんていいました?”
”するどい!大正解♪”
”緑がきれいな山の中。そこにおだやかに流れる川。
その川沿いに竹林です。
竹林に生えている竹と、テグスで作る 「太い音の四味線」 ♪ ”
「ふ~ん、楽器ね」
”形あるものとしては、まだ地球上に存在しません。
でも、わたしの頭の中に、たしかに存在を感じておりまして。
絵心、ソーグッド♪披露してみましたw”
”あの~、もう一度いいます。↑上の絵、楽器です♪
「ピック」と「音の高さをかえる紐つきクリップ」もあるから伝わりにくいのかな、、
絵のデキとしては、そこそこかと思うのですが 、、”
「モヤってのを、、考慮したとしても、それな」
”ハハ。お二方、歯に衣着せない”
”川原に生えているじゃないですか、野生の竹。
それを、適当な長さに切ります。
釣り用のテグスを張って、ピックではじくと音が鳴る。
そんなイメージです。
音を奏でるイモムシです♪って、違う。弦楽器です♪”
「弦楽器ってことはわかったw でも、なに?絵心のアピール?」
”あっ、そうですね。なんでしょうね、、
モヤ、、
伝えたかった♫
たぶん、そうだと思いますw”
「ふ~ん、了解」
※テグス
釣り用。石油または天然ガスから作
られた合成繊維。
※天蚕糸( てぐすいと)
ヤママユガの仲間のテグスサンとい
う蛾の絹糸腺を酢酸につけて引き伸
ばし、乾かして作った透明な糸
(コトバンク引用)
絹糸・シルクって、カイコの白い繭(まゆ)からできてたんだっけ?
すっかり忘れてて、調べて思い出しました。
<調べてわかったこと>
・カイコ
糸をつくるために家畜化され自然界
では生きていけない。
繭から絹糸・シルクが作られる。
天然繊維。
・ヤママユガ
野生。
・糸にかかわる蛾の仲間にカイコ、ヤママユガ
とは別にテグスサンという蛾がいる。
『インクを乾かしています。。。』
<追記>
半年後、頭の中のモヤは、姿を地球上にあらわすことになりました♪
名前は「カブトムシの角」です。もちろん楽器。
→パゲ16「カブトムシの角、その後」の記事の中に、姿をあらわしたイラストがあります。
<参考文献>
・神奈川のどうぶつ病院のホームページ
テグスと蛾と絹糸
・広島の小学生の作文
家畜のカイコと野生のヤママユガのちがい
・徳島の博物館の方?の文章
テグスになった蛾
・シルク、美容の会社のサイト
シルクの基礎知識