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このページでは、「サーモス ステンレスポット THV-1501」の私的な使い方について書いています。
購入時に付属している、取扱説明書の「ご使用方法」を参考にしています。
使用方法
①中身の有無を確認
はじめに、ホコリをよけるための布きんを取ります。
つぎに、本体のハンドルをつかみ、少し持ちあげます。
その際の「重さ♪」を感じ取ることで、中身の有無・量を確認します。
※重めのときは、空いた手を本体の底にあて支えます。
お湯を補充するかどうか微妙な重さのときは、本体を軽く左右に振り確認します。
重さに加え、中身が揺れる「感触・音♫」で判断します。
※中身が多いとき
ハンドルをつかんでの”振り確認”は、ハンドル周りを痛めるのでやらないようにしています。
それなりの重さのときは、両手で本体をつかんで行うとよいかもしれません。
②中せんをはずす
中せんを矢印の方向にまわしてはずします。
<取扱説明書より>
・360 度回転します。
・中せんのでっぱりをつかめるのでまわしやすいですが、使いはじめなど少し硬いと感じるかもしれません。
③本体と中せんのすすぎ
”丸洗い”、できます!
水で、さっとすすぎます。
・はじめに中せんに水道水を流しかけながら、軽く手でこすります。
・つぎに、本体の外側と注ぎ口も同様にすすぎます。
・本体の内側は1/3ほど水道水を入れ、両手で本体をつかみバシャバシャと音をたてるように振ってすすぎます。
④飲み物を入れる
飲みものを入れる量は、図の規定位置までにしてください。
<取扱説明書より>
入れすぎると、中せんを閉めたときに飲み物があふれ出る原因になります。
※熱湯の場合、中せんやゴムパッキンの劣化を早める可能性があります。
→保温力の低下、漏れにつながります。
また、火傷にもつながるので”規定位置まで”の意識をしっかり持ちましょう。
保温(保冷)の効果を高めるには?
寒い冬など、少しでも”温かさを長く”キープしたい、、
「 保温(保冷)効果を高める方法」
- 本体に少量の 熱湯(冷水)を入れ、中せんで軽くフタをします。
- 1分程度たったら、少量の熱湯(冷水)はお役ごめんします。
予熱(予冷) をすると保温(保冷)に効果的です。
<取扱説明書より>
こうして太郎と花子の愛は、ぬくもりを末永く、、(余談)
熱湯でも、規定位置にピタリと入れたい!
一体お湯は、どのあたりまで入ったの?
朝方など、暗いときは本体内も暗く、お湯がどのあたりまで入ったのかがわかりづらいです。
立ちのぼる湯気の奥、、本体内の規定位置はどこだァ?
やかんの沸いたお湯
「ピタリと入れる方法」
- まず、本体に規定位置まで水を入れます。
※のぞき込み確認可 - 本体に入れた水を、やかんに移します。
- やかんを火にかけ、お湯を沸かします。
- 沸いたやかんのお湯を、あふれを気にせず、本体にまるっと入れます。
と、あらピタリ!
※規定位置にピタリの量でお湯を沸かし、単に戻しただけなので、、
”規定位置まで、できるだけ多くいれたい、、”
熱湯を入れる際、暗くなった本体を”のぞき込みながら”は、あふれや跳ね返りなど、やけどにつながり危険です。
朝方の薄暗い部屋、輪をかけて暗い本体内部。
さらに、そこにはモファモファと立ちのぼる湯気。
それでも、規定位置まで熱々のお湯を入れたいんだ!(アイ ウォンチュー ←蛇足ともいう)
使いはじめの頃は適当にお湯を沸かし、のぞき込みながら、、と、やっていました。
あるときふと気づき、それからはピタリ法でやっています。
ちょくちょく忘れますが、、
やけどを気にし、湯気のすき間をチラチラなんて、おさらばさぁ。
冷水であれば安心してのぞき込めるので、規定位置ちかく納得の”入れ”ができます。
我ながらナイスアイデア!重宝しています。
注意
はじめのやかんに入れた水が、規定位置の量にぴったりであることが大前提です。
寝ぼけまなこ、やかんに水を適当に汲んだときなど、それを忘れピタリのつもりで躊躇なく、、と、やると大惨事です。
このあたり、くれぐれも注意してください。
⑤中せんを閉める
中せんを矢印の方向にまわして、レバーとハンドルがそろう位置まで確実に閉めます。
<取扱説明書より>
⑥飲み物を注ぐ
①ハンドルを持ち、本体を立てた状態でレバーを押し下げます。
<取扱説明書より>
②レバーを押したまま、ゆっくり傾けながら飲みものを注ぎます。
⑦注ぎ終わったら
①レバーを押したまま、本体を立てた状態にもどします。
<取扱説明書より>
②レバーをはなします。
<注意>
<取扱説明書より>
※注いだ後、本体を傾けた状態でレバーをはなすと、中せんに飲みものが残り、使用中に漏れて、やけどやものを汚す原因になります。
中身の漏れについて
漏れださない!
本体を立てた状態で押しているレバーをもどし、中せんに飲みものが残っていないのを確認してから、本体を傾けても中身はでてきません。
傾けて、逆さにして、そこそこしっかりと振ってみましたが、大丈夫でした。
以前、カバンに入れて散歩で川原へと持ちだしたことがあります。
ビニール袋で包んででかけました。
川原につきカバンからだしてみると、ビニール袋はベチャベチャでした。
本体を傾けしっかり振ってもこぼれないことを確認したいま、ベチャベチャになった原因を考えてみると、
・中せんに飲みものが残っていた
・歩いている途中でレバーにあたったため中身がでた
この2つどちらか、または2つとも、、
歩いてゆれて、こぼれたのではなかったんだと感じます。
そのぐらいでこぼれるとしたら、保温(保冷)の機能にも影響してきます。
”高い保温(保冷)力は、しっかりとした密閉があるからだよな、、”と、逆さまでもう一度振ってみて、魔法の基本を感じるのでありました。